ボーナスは、おしきせ?
ボーナスの季節です。 忘年会シーズンということも手伝ってか、凍えるような寒さにも関わらず、街には何となく浮かれた雰囲気が漂っています。 ところでボーナスは誰もがもらってうれしいもの。一方的に押し付けられる「おしきせ」だと感じる人は世の中にはいないでしょう。 でも言葉の上では、ボーナスはおしきせだっ... 続きをみる
この日本語、英語で何て言うの?その奥にある文化の違いを探ります。また、自分が考えていることをどう表現するか、言葉の奥深い世界を探求します。
ボーナスの季節です。 忘年会シーズンということも手伝ってか、凍えるような寒さにも関わらず、街には何となく浮かれた雰囲気が漂っています。 ところでボーナスは誰もがもらってうれしいもの。一方的に押し付けられる「おしきせ」だと感じる人は世の中にはいないでしょう。 でも言葉の上では、ボーナスはおしきせだっ... 続きをみる
関東甲信越地方も八月一日にようやく梅雨明けを迎えました。 平年よりもかなり遅い梅雨明けです。 一転、昨日の東京は猛暑。 外にいるだけで、汗が流れ落ちる暑さでした。 暦の上では、秋が近づいているのですが、涼しい梅雨が続いた後の猛暑で、実感としてはようやく夏が来た、という感じです。 これほど梅雨が長く... 続きをみる
スーパーの野菜売り場で、きれいな色の春キャベツと小ぶりの筍を見て、今夜は春野菜のパスタに決めました。 ベースはオリーブオイルとニンニク。 海老とブロッコリーを合わせて、色と味を調えます。 春ならではの組み合わせです。 ちなみに筍は、「旬」と「竹」を組み合わせてできた漢字です。 旬は、もともと十日間... 続きをみる
気象庁が今年最初の桜の開花予想を出しました。 東京では3月18日、大阪で3月25日、など、暖冬の影響を受けて多くの地域で平年よりも早い時期に咲くと予想されています。 ちなみに「開花」という言葉の定義は、花が五、六輪咲いた状態のことです。 まさに咲き始めであり、満開になるのはそれから一週間ほど経って... 続きをみる
今日の最高気温は13度。 明日はちょっと下がってそれでも12度。 ここ一週間の予想最高気温を見ても、おおむね10度越えです。 このままだと本当に冬らしい冬が来ないまま春になりそうです。 ちなみに、気温という言葉は、日本語や中国語など、わずかの言語にしか見られない単語だそうです。 英語ではtempe... 続きをみる
今日は節分。 この言葉は、その名の通り、季節を分ける日。 年に四回、冬と春、春と夏、夏と秋、秋と冬の境目の日のことを指します。 中でも冬から春へ移る2月3日の節分は、古い暦では大晦日にあたり、新しい年を迎える準備の日でもありました。 そして明日はいよいよ立春。 旧暦での新年の始まりです。 しかし今... 続きをみる
紅葉についての記事を書かないままに、葉は落ちてしまいました。 近所の街路樹の木々もすっかり葉を落としています。 葉を落とした枝だけの木々にも、晩秋から冬への季節の移り変わりを感じます。 しかし古今和歌集の時代の人々には、晩秋の枯れ枝はあまり心にアピールしなかったようです。 古今和歌集をめくると、秋... 続きをみる
街のデパートに出かけていくと、もうクリスマス風の飾りつけをしているコーナーを見かけました。 ハロウィンが終わった途端に、もうクリスマス。 まだ11月の始めなんですけど…。 毎年、11月になるとクリスマスムードが始まり、12月入るとクリスマス一色になりますよね。 欧州の人に聞くと、この... 続きをみる
我が家では、いつも七分づき米を食べているのですが、十月に入って注文する時に今回だけは白米を頼みました。 新米の季節ですから… 朝食は、白米に梅干、味噌汁に納豆。 新しい白米をおいしくいただくには、これに限りますね。 新米という言葉は、その年中にとれた米のことを指しますから、今出ている... 続きをみる
今年はきっかり十月一日に衣替えをしました。 ごく一部の夏服をのぞいて、すべて洗濯したり、箪笥にしまったり…。 そして、秋冬のジャケットやスラックスを出してクロゼットにかけていきます。 半年ぶりに再会するジャケットの色が妙になつかしく、まるで同窓会で久しぶりの友人に出会ったような気にな... 続きをみる
夕暮れから夜にかけて、涼しくなりました。 つい先日までうるさいほど鳴いていたセミはすっかり姿を消し、代わってコオロギが美しい鳴き声を披露しています。 今まで気がつきませんでしたが、よく聞くとなかなかの音量の持ち主です。 清少納言の枕草子には、日暮れ時から夜に鳴く虫の音が描写されています。 秋は夕... 続きをみる
秋に決まって来るのが台風です。 古くは野分(のわき)と言いました。 源氏物語にも、野分の中立ち尽くす紫の上の美しさを描く有名な場面があります。 御屏風も、風のいたく吹きければ、押し畳み寄せたるに、見通しあらはなる廂の御座にゐたまへる人、ものに紛るべくもあらず、気高くきよらに、さとにほふ心地して、春... 続きをみる
日ごろの健康不足を解消しようと、夕方近くの公園まで軽いジョギングをしに出ました。 家を出て外の空気に触れた瞬間、ふと感じました。 あ、季節が変わった。 これまでの蒸し暑い夏の空気とうってかわり、清爽の気が身体を包んでくれたのです。 空を見上げれば、ほのかに赤く染まったイワシ雲。 暦の上だけでなく、... 続きをみる
残暑見舞い申し上げます。 暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 この残暑見舞いは、立秋を過ぎてから八月いっぱいに出すのが礼儀だそうです。 つまり今日までです。 これに対して暑中見舞いは、七月の中旬、梅雨が明けていよいよ暑くなり始めた頃から立秋までの間に出します。 しかし、暑さの実感か... 続きをみる
暑い日が続き、相変わらず神社の境内を歩くと、セミの声が全身に降り注いできます。 しかし日が経つにつれ、セミの種類が少しずつ変わってきます。 東京だと、まずはアブラゼミ、少し遅れてミンミンゼミに変わります。 そのためジジジというアブラゼミの声を聞くと「夏が来たな」、ミーンミーンというミンミンゼミの声... 続きをみる
ようやく長い梅雨が明け、夏も本番… と思いきや、あっという間に立秋、暦の上では秋になります。 この日を境に、季節の便りを出す時には「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」。 まだ本格的な暑さはこれから、という時期に「残暑」と言われてもピンときませんが、日本人の季節の感じ方は、概ね少し先取... 続きをみる
まもなく夏本番。 雨を降らせた雲は姿を消し、太陽の光が照りつけ地上を焦がす季節です。 日本の多くの人々は、この暑さを逃れるために旅をします。 「避暑」という言葉がありますね。 ところが、欧米では異なります。 「避暑」を和英辞典で引いても、うまい訳語は出ていません。 避暑地を summer reso... 続きをみる
NHKで放送中の「しばわんこの和の心」。 本日は再放送は「端午の節句」でした。 端午の節句は、五月の最初の午の日のこと。 でもびっくりしたのは、端午の節句に飾る菖蒲のことです。 通常、菖蒲といえば、アヤメやカキツバタとそっくりのあの菖蒲を思い出します。でもその菖蒲は、正式名は「花菖蒲(ハナショウブ... 続きをみる
今日は本当に良い天気でした。 暑くもなく寒くもなく、雲一つない快晴。 まさに「五月晴れ」と言いたくなる天気でした。 ところでこの「五月晴れ」という言葉、二種類意味があるのをご存知ですか。 広辞苑を引くと、 ①梅雨の晴れ間 ②五月の空の晴れわたること。 と出ています。 これは旧暦と新暦との違いが原因... 続きをみる
ゴールデンウィークに突入ですね。 そもそもゴールデンウィークとは、この期間に上映された「自由学校」という映画がヒットしたことから、51年に造られた造語だとか。 もともと映画業界用語だったわけですね。 ゴールデンウィークの歴史はほぼ半世紀ということです。 その後、11月初旬を「シルバーウィーク」と名... 続きをみる
新緑の季節がやってきました。 桜の花もわずかな時間で散ってしまいますが、新緑も実はわずかな期間だけの楽しみです。 すぐに濃い緑に変わり、夏がやってくるからです。 ところで、古くから日本語では緑色のことを「青」と表現することが多いですね。 信号の色。 あれはどう考えても緑ですが、「青信号」と言います... 続きをみる
桜の季節が過ぎ去った後、草花の主役はツツジです。 子供の頃、ツツジの蜜を吸うと、ほのかに甘さを感じられるのが楽しかった記憶があります。 そして少し経つと、サツキが咲き乱れます。 よく似たこの二つの花。 実は、同じ種類なんですね。 …というか、サツキは正式名称を「サツキツツジ」と言い、... 続きをみる
それにしても今年の春は、雨が多いです。 春らしいといえば春らしいのかもしれません。 穀物を潤す雨が降る季節。 四月二十日頃を「穀雨(こくう)」といいます。 この時期に三日続く雨は「春霖(しゅんりん)」、降ったりやんだりする雨は「春時雨(はるしぐれ)」です。 「霖」は、訓読みでは「ながあめ」と読みま... 続きをみる
昨日から今日にかけて、四月とも思えない寒さです。 花冷え、というには寒すぎます。 実は昨日の朝、冬物のジャケットやらセーターを丸ごとクリーニングに出したばかり。 その後天気予報で13度と聞いて、着るものに困ってしまいました。 やむなく、ぼったりした皮のハーフコートをまとって街に出ました。 しかし、... 続きをみる
桜にまつわる話しをもう一つ。 ここ数年、桜をテーマにした歌が数多くヒットしています。 森山直太朗、ケツメイシ、コブクロ。 いずれも桜の花に「時のうつろい」を感じ取るような歌詞です。 例えば森山直太朗の「さくら」の歌詞の一節から。 さくら さくら 今咲き誇る 刹那に散りゆく運命と知って そしてこ... 続きをみる
いよいよ桜の季節本番です。 各ブログでも桜の話題が、文字通り花盛りといった感じです。 古くから桜は日本人にとって花のシンボルとしてイメージされてきました。 平安初期の伊勢物語にある和歌です。 世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし この世に桜がなかったらどんなに春がつまらないものにな... 続きをみる
桜を語る時、よく話題になるのが、 「桜は咲きかけている時がよいか、散っている時がよいか」 です。 本来の春の語源「木の芽張る」の精神からいえば、これから咲こうとしている時こそ喜びの瞬間といえるかもしれません。 一方で、満開になったらあっという間に散ってしまう、一瞬だからこそそこに美を見出す、これも... 続きをみる
今日、東京、横浜などで桜の開花発表がありました。 京都でも月末には発表になりそうです。 この時期になると、ニュースはこぞって桜の開花を取り上げます。 本当に桜が好きな国民です。 花といえば桜、となったのは、古今和歌集の時代だというのは有名な話です。 平安時代中期ですね。 京都御所の紫宸殿前に「右近... 続きをみる
「暑さ寒さも彼岸まで」 しばらく吹き荒れた春の嵐もおさまり、今日は穏やかな一日になりそうです。 今日はお彼岸。 春分の日です。 彼岸とは極楽浄土のこと。 極楽浄土は、この世のはるか西の彼方にあると考えられていました。 そこで太陽が真西に沈むこの日をお彼岸としたのです。 ちょっと不思議なのは、俳句の... 続きをみる
スーパーの生鮮食料品売り場にゴーヤが並ぶようになり、その色も徐々に深く濃くなってきました。 ちょっと気が早いですが、最近はトマトやナスではなく、ゴーヤの緑の濃さで夏が近づくことを感じるようになりました。 「旬」という言葉があります。 古くは、毎月1日・11日・21日に、朝廷で催された儀式を「旬」と... 続きをみる
「三寒四温」とはよく言ったものです。 春三月。 気温はジェットコースターのように、上がったり下がったり。 前日比十度プラス、十度マイナスは当たり前の日が続いていますね。 それにしても今年はその傾向が強いようです。 しかも周期が短い! 「三寒四温」というよりは、「一寒二温」くらいですよ。 でも、だか... 続きをみる
あと一ヶ月もすると、ぼちぼち南の方から桜前線が北上し、ニュースの話題に取り上げられます。 もはや日本人には決まりごとのようなもので、桜前線の話題がニュースで流れないと違和感を持ってしまうくらいになりました。 でも、外国人にとってはそれも不思議なことのようです。 前述の本にこんな解説がありました。 ... 続きをみる
今、英語で日本の文化や生活を解説する本が続々と発刊されています。 そんな本の中で、四季を愛する日本人について書かれた記事を見つけました。 面白いと思ったのは次の解説でした。 Whenever the Japanese list the seasons, they start with spring... 続きをみる