言葉って面白い

この日本語、英語で何て言うの?その奥にある文化の違いを探ります。また、自分が考えていることをどう表現するか、言葉の奥深い世界を探求します。

四季のブログ記事

四季(ムラゴンブログ全体)
  • ボーナスは、おしきせ?

    ボーナスの季節です。 忘年会シーズンということも手伝ってか、凍えるような寒さにも関わらず、街には何となく浮かれた雰囲気が漂っています。 ところでボーナスは誰もがもらってうれしいもの。一方的に押し付けられる「おしきせ」だと感じる人は世の中にはいないでしょう。 でも言葉の上では、ボーナスはおしきせだっ... 続きをみる

  • 大晦日の話

    今年は年の瀬に寒波がやってきて、日本の多くの地域で大雪になっています。 京都でも朝からずっと雪が降り続き、白銀の古都となっていて大変美しい夜です。 今日、大晦日は年の終わりの日。 もともと毎月の終わりを「みそか=晦日」とよび、年に12回の晦日のうち最後の一回を大晦日と呼ぶわけです。 晦日は、「三十... 続きをみる

  • 花は桜とする日本

    今年は、桜が咲き始めた直後に冬が戻ったかのような寒さとなり、ずいぶん花がゆっくりと咲いたことで長く楽しめる桜シーズンとなりました。 今日も東京は、曇り空でパラパラと雨が降る肌寒い一日でした。 東京では、桜といえばソメイヨシノが多く、あちこちにソメイヨシノが並ぶ桜の名所があります。 最近桜の名所とし... 続きをみる

  • 年末のことば

    師走もあと残すところ一日。明日は大晦日です。 四季の移り変わりを大切にしてきた日本の文化の中でも、もっとも重要な区分点が大晦日から元日にかけての年の変わり目でしょう。 かつては冬が大晦日で終わり、春が元日から始まりました。 今では徐々に薄れてきた風習とはいえ、日本人は年の瀬になると、元日に向けて大... 続きをみる

  • おみくじ

    神社に行けば、おくみじを引きます。 好きな人と嫌いな人といるようですが、私は結構好きです。 おみくじはたいがい「凶」は少なく、ほとんどの場合「小吉」や「大吉」など「吉」系を引くことができます。 そうとは分かっていても、「吉」の文字を見ると嬉しいものです。 さっそく初詣の神社でおみくじを引きました。... 続きをみる

  • 春の雷

    今日は全国的に荒れる天気になりそうです。 真冬並みの低気圧が接近していて、大気の状況は不安定。 気温も昨日に比べて大幅に下がりそうです。 春先に起こる嵐を「春雷」と言います。 かつては、春の到来を告げる雷としてめでたいものと考えられていました。 冬眠していた地中の虫たちがこの雷に驚いて地上に現れる... 続きをみる

  • 寒い中にも「はる」

    昨夜の東京は、これまでになく寒い夜でした。 風も強かったため、厚手のコートを着ていてもガチガチに筋肉が固まってしまいました。 明日は節分。 明後日が立春です。 暦の上では春がやってきますが、寒さはこれからが本番のようです。 先日、郊外の丘で桃の木が芽吹いているのを見つけました。 「春」という言葉は... 続きをみる

  • 御節料理

    おせち料理も最近はデパ地下で一級品が買えるようになりました。 年末までばたばたと仕事に忙殺されている我が家では、一、二の品をのぞいてデパ地下に頼ることが多くなりました。 そもそもおせち料理は、年始に働かなくてもよいように、日持ちのする品を年末に作りおきしておく、という発想の料理でした。 しかし今で... 続きをみる

  • 霜柱

    朝、近所の公園でジョギングをしている時に、土に霜柱が立っているのを見かけました。 今朝は大変冷え込みました。 それでも快晴の東京はまだ寒さが弱い方らしく、天気予報を見ると全国では強い冬型の気圧配置で雪が降ったり氷点下になったり、寒い年末年始になっているようです。 霜柱は、ずいぶん久しぶりに見た気が... 続きをみる

  • 木枯らし

    木枯らしが吹きました。 いよいよ冬が近づいています。 ふと気がつけば、もう11月も中旬です。 「木枯らし」とは、冬型の季節配置になって吹く、風速8メートル以上の風のことを言います。 毎年10月から11月の間に、はじめて吹く木枯らしが「木枯らし一号」として発表されます。 そういえば、かつて小泉今日子... 続きをみる

  • なぜか猛暑日

    かつて大阪に住んでいた時、よく冗談で言っていました。 「地理の教科書を見ると、日本の中で大阪だけ熱帯になっているんだよ」 確かに、暑いです。 今日、仕事で大阪に行ってきました。 まだまだ暑いなあ、と汗を拭きながら帰ってきてニュースを見たら、それもそのはず。こんなニュースが出ていました。 大阪市内は... 続きをみる

  • 秋祭りのケバブ

    近所の神社から笛と太鼓の音が聞こえてきました。 この週末は神社の秋祭りです。 秋らしいお囃子に誘われて、夕方出かけていきました。 祭りの主役は何と言っても子供たちです。 町内にこれほど多くの子供たちがいたのか、と不思議になるほど大勢の子供たちが繰り出し、たこ焼きを頬張ったり、射的や金魚すくいをした... 続きをみる

  • 夏と秋と、冬と。

    渋谷で深夜まで飲んだあと、夜空を見上げると星が輝いていました。 台風一過で空が澄んでいたのでしょう。 赤く輝く星は、火星のようにも見えますが、何しろ都心では空が狭いので一つや二つの星だけではそれが何の星か判別がつきかねます。 タクシーで自宅まで。 先ほどよりは広い空を眺めると、さっきの星の正体が分... 続きをみる

  • 梅雨明け、猛暑。夏本番です

    関東甲信越地方も八月一日にようやく梅雨明けを迎えました。 平年よりもかなり遅い梅雨明けです。 一転、昨日の東京は猛暑。 外にいるだけで、汗が流れ落ちる暑さでした。 暦の上では、秋が近づいているのですが、涼しい梅雨が続いた後の猛暑で、実感としてはようやく夏が来た、という感じです。 これほど梅雨が長く... 続きをみる

  • 花火の話

    花火の季節です。 28日、隅田川の花火大会が開かれ、詰めかけた75万人が2万2千発の花火を見物。 他にも、毎日のように全国各地で花火大会が催されています。 花火、とは、美しい言葉です。 花のように夜空に開く火、ということです。 英語では、firework。 火の作品、火の細工品、とでも言いましょう... 続きをみる

  • セミの鳴きはじめ

    今日、我が家の近くでセミの声を聞きました。 今年初めて聞くセミの声です。 夏が来たと感じました。 セミは英米人には決して好ましい鳴き声ではないようです。 英語では、同じ「音」でも、好ましくない音をnoise、ニュートラルに言う時にはsoundを使います。 それ以外にも、din(やかましい音)やra... 続きをみる

  • 柏餅とちまきの話

    昨日は汗ばむ初夏の陽気でしたが、今日は打って変わって東京は涼しい雨でした。 暦の上では、昨日までが春。 今日から夏を迎えているにもかかわらず、です。 外出のついでに、柏餅を買って食べました。 一日遅れ…です。 柏餅は端午の節句に東日本で食べられるもので、西日本では同じ日にちまきを食べ... 続きをみる

  • 春野菜の季節に冬が来た

    スーパーの野菜売り場で、きれいな色の春キャベツと小ぶりの筍を見て、今夜は春野菜のパスタに決めました。 ベースはオリーブオイルとニンニク。 海老とブロッコリーを合わせて、色と味を調えます。 春ならではの組み合わせです。 ちなみに筍は、「旬」と「竹」を組み合わせてできた漢字です。 旬は、もともと十日間... 続きをみる

  • 桜の開花予想、平年よりも早く

    気象庁が今年最初の桜の開花予想を出しました。 東京では3月18日、大阪で3月25日、など、暖冬の影響を受けて多くの地域で平年よりも早い時期に咲くと予想されています。 ちなみに「開花」という言葉の定義は、花が五、六輪咲いた状態のことです。 まさに咲き始めであり、満開になるのはそれから一週間ほど経って... 続きをみる

  • 記録的大暖冬

    ついに三月になりました。 「冬」。 古くは旧暦の10月から12月のことを言いますが、現代の気象庁では12月から2月と定義づけています。 東京では、この期間に、観測史上初めて一度も雪が降りませんでした。 雪のない冬、です。 これから季節はずれの雪、ということも可能性はありますが、気温の動きを見ている... 続きをみる

  • 梅は色より香にあり

    梅は、古くから和歌の世界では最も重要なモチーフの一つでした。 東風吹かば匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて春を忘るな 菅原道真が大宰府に左遷される時に、京の都の屋敷の庭に咲いている梅を見て詠んだ有名な歌です。 万葉の時代には「花」といえば梅を指していたといいます。 平安時代になり、古今和歌集の頃から... 続きをみる

  • 梅の花、満開

    梅の美しい季節です。 近くのお寺の境内に2本の大きな梅の木が植わっていて、白い花をいっぱいに咲かせています。 梅は中国から入ってきた植物です。 「ウメ」という言葉も、中国語で梅を表す「メ」からきています。 「メ」だけだと音が途切れて落ち着かないので、音を和らげる「ウ」の音をつけて大和ことば風に変え... 続きをみる

  • 雪の前の春一番!?

    今日は低気圧が日本海を進み、全国的に南よりの風が強くなるそうです。 春分の日が過ぎてから初めて吹く強い南風を「春一番」と言います。 今日は「春一番」宣言があるかもしれません。 東京ではまだ初雪が観測されていません。 雪の前の春一番。 週間予報を見ても、しばらくは冷え込む気配はありません。 もしかす... 続きをみる

  • 気温が高い冬に・・・

    今日の最高気温は13度。 明日はちょっと下がってそれでも12度。 ここ一週間の予想最高気温を見ても、おおむね10度越えです。 このままだと本当に冬らしい冬が来ないまま春になりそうです。 ちなみに、気温という言葉は、日本語や中国語など、わずかの言語にしか見られない単語だそうです。 英語ではtempe... 続きをみる

  • 節分といえば豆・・・

    今日は節分。 この言葉は、その名の通り、季節を分ける日。 年に四回、冬と春、春と夏、夏と秋、秋と冬の境目の日のことを指します。 中でも冬から春へ移る2月3日の節分は、古い暦では大晦日にあたり、新しい年を迎える準備の日でもありました。 そして明日はいよいよ立春。 旧暦での新年の始まりです。 しかし今... 続きをみる

  • 年の瀬に干支の話

    師走とはよく言ったものです。 ばたばたと忙しい毎日を送る間に、いつの間にかクリスマスも終わり、あっという間に年の瀬です。 この時期に至ってようやく年賀状にとりかかるのは、毎年のことです。 ところで、来年のえとは、亥。イノシシです。 中国では豚のことを指すんだそうです。 本来は「干支」は、甲乙丙・・... 続きをみる

  • すっかり冬になりました

    紅葉についての記事を書かないままに、葉は落ちてしまいました。 近所の街路樹の木々もすっかり葉を落としています。 葉を落とした枝だけの木々にも、晩秋から冬への季節の移り変わりを感じます。 しかし古今和歌集の時代の人々には、晩秋の枯れ枝はあまり心にアピールしなかったようです。 古今和歌集をめくると、秋... 続きをみる

  • もうクリスマス?まだ11月はじめなのに

    街のデパートに出かけていくと、もうクリスマス風の飾りつけをしているコーナーを見かけました。 ハロウィンが終わった途端に、もうクリスマス。 まだ11月の始めなんですけど…。 毎年、11月になるとクリスマスムードが始まり、12月入るとクリスマス一色になりますよね。 欧州の人に聞くと、この... 続きをみる

  • 新米の季節になりました

    我が家では、いつも七分づき米を食べているのですが、十月に入って注文する時に今回だけは白米を頼みました。 新米の季節ですから… 朝食は、白米に梅干、味噌汁に納豆。 新しい白米をおいしくいただくには、これに限りますね。 新米という言葉は、その年中にとれた米のことを指しますから、今出ている... 続きをみる

  • 衣替えの季節になりました

    今年はきっかり十月一日に衣替えをしました。 ごく一部の夏服をのぞいて、すべて洗濯したり、箪笥にしまったり…。 そして、秋冬のジャケットやスラックスを出してクロゼットにかけていきます。 半年ぶりに再会するジャケットの色が妙になつかしく、まるで同窓会で久しぶりの友人に出会ったような気にな... 続きをみる

  • 秋の夜長の友に・・・

    夕暮れから夜にかけて、涼しくなりました。 つい先日までうるさいほど鳴いていたセミはすっかり姿を消し、代わってコオロギが美しい鳴き声を披露しています。 今まで気がつきませんでしたが、よく聞くとなかなかの音量の持ち主です。 清少納言の枕草子には、日暮れ時から夜に鳴く虫の音が描写されています。  秋は夕... 続きをみる

  • 暑さ寒さも彼岸まで

    風が爽やかになり、秋めいてきました。 秋の彼岸です。 この日は、太陽が真東からのぼり真西に沈みます。 西の彼方にあると信じられた西方浄土(極楽浄土)への思いを馳せる、宗教的な意味合いが込められている日です。 暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、九月の二十日を過ぎるといわゆる真夏日もほとんどな... 続きをみる

  • 雨の多い長月

    雨が多い季節です。 陰暦の九月は「長月」と呼ばれました。 語源は諸説ありますが、有力なのは、夜が長くなる季節を示す「夜長月(よながつき)」の略というものです。 一方で、雨が降る季節であることから、「長雨月(ながめつき)」が転じたものという説もあります。 一雨ごとに本格的な秋の空気になる、とよく言わ... 続きをみる

  • 秋の野分もハリケーンだったのかな?

    秋に決まって来るのが台風です。 古くは野分(のわき)と言いました。 源氏物語にも、野分の中立ち尽くす紫の上の美しさを描く有名な場面があります。 御屏風も、風のいたく吹きければ、押し畳み寄せたるに、見通しあらはなる廂の御座にゐたまへる人、ものに紛るべくもあらず、気高くきよらに、さとにほふ心地して、春... 続きをみる

  • 秋がそこまで来ています。

    日ごろの健康不足を解消しようと、夕方近くの公園まで軽いジョギングをしに出ました。 家を出て外の空気に触れた瞬間、ふと感じました。 あ、季節が変わった。 これまでの蒸し暑い夏の空気とうってかわり、清爽の気が身体を包んでくれたのです。 空を見上げれば、ほのかに赤く染まったイワシ雲。 暦の上だけでなく、... 続きをみる

  • 残暑見舞い申し上げます

    残暑見舞い申し上げます。 暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 この残暑見舞いは、立秋を過ぎてから八月いっぱいに出すのが礼儀だそうです。 つまり今日までです。 これに対して暑中見舞いは、七月の中旬、梅雨が明けていよいよ暑くなり始めた頃から立秋までの間に出します。 しかし、暑さの実感か... 続きをみる

  • 移りゆくセミの鳴き声

    暑い日が続き、相変わらず神社の境内を歩くと、セミの声が全身に降り注いできます。 しかし日が経つにつれ、セミの種類が少しずつ変わってきます。 東京だと、まずはアブラゼミ、少し遅れてミンミンゼミに変わります。 そのためジジジというアブラゼミの声を聞くと「夏が来たな」、ミーンミーンというミンミンゼミの声... 続きをみる

  • ハマナスの咲くころ

    ハマナスという花があります。  知床の岬に ハマナスの咲くころ   思い出しておくれ 俺たちのことを… この大ヒット曲のせいか、ハマナスといえば北海道が有名ですが、実は青森市の市の花でもあるんです。 ところでハマナシという花を知っていますか? 夏が過ぎ秋が訪れようとするころ、北国の海... 続きをみる

  • 残暑見舞い申し上げます

    ようやく長い梅雨が明け、夏も本番… と思いきや、あっという間に立秋、暦の上では秋になります。 この日を境に、季節の便りを出す時には「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」。 まだ本格的な暑さはこれから、という時期に「残暑」と言われてもピンときませんが、日本人の季節の感じ方は、概ね少し先取... 続きをみる

  • セミの話し②

    日本ではセミは夏の代名詞の一つですが、世界的に見ると日本はセミの繁殖地の北限近くにあたるそうです。 つまりヨーロッパの北部にはセミは育ちません。 イギリスやドイツ、北欧の人たちは、セミの声に慣れていないため、夏に日本を訪れるとセミの鳴き声が分からず、こんな風に言う人もいるそうです。 「あの木は大き... 続きをみる

  • セミの話し

    夏本番。 各地で今年最高気温のニュースが流れています。 セミが鳴き始めました。 我が家の近くには高い木がこんもりと生い茂った神社があり、その境内に入ると体全体でセミの声を受け止めることになります。 あまりの音量に、今まで聞こえていた町の喧騒はかき消されます。 蝉の声に自分の聴覚が支配され、聞こえる... 続きをみる

  • 梅雨はブックエンド

    ヨーロッパの友人と話していると、こんな話しが出ました。 「日本の梅雨はブックエンドのようだね」 ??? 何のことかと聞くと、こういうわけです。 日本は六月から七月と九月とに二度雨のシーズンがある。 夏はこの二つの雨のシーズンにはさまれている。 梅雨と秋の長雨は、夏という本を挟んでおくブックエンドの... 続きをみる

  • 夏の暑さを求める人たち

    まもなく夏本番。 雨を降らせた雲は姿を消し、太陽の光が照りつけ地上を焦がす季節です。 日本の多くの人々は、この暑さを逃れるために旅をします。 「避暑」という言葉がありますね。 ところが、欧米では異なります。 「避暑」を和英辞典で引いても、うまい訳語は出ていません。 避暑地を summer reso... 続きをみる

  • 京都の夏

    京都の夏は祇園囃子とともにやってきます。 七月に入ると一ヶ月間は祇園祭の季節。 街には祇園囃子がずっと流れ続けます。 他の町と違って京都に住むと、四季の移ろいを感じないわけにはいきません。 暑いとか寒いとか、それだけの変化ではありません。 周囲の山の風情も、川の流れとそこに集う動物たちも、寺の庭に... 続きをみる

  • 夏の風物・浴衣

    浴衣姿で夕ぐれの街を歩く人が目立つ季節になりました。 花火大会などが催される夜などはさらに増えます。 振袖や訪問着などと違い、同じ和装でも浴衣は気軽であっさりしていて、夏の夜にぴったりです。 浴衣は、もともと「湯帷子(ゆかたびら)」の略語です。 入浴の時、あるいは入浴後に着る単衣のことを指しました... 続きをみる

  • 雨の言葉

    風の言葉について書きましたが、日本語には雨の言葉も多くあります。 夏の季語だけでも美しい言葉がいっぱいです。 白雨(はくう)…ゆうだちのこと。 慈雨(じう)…日照りの後に降る恵みの雨 五月雨(さみだれ)…本来旧暦五月にふる雨、つまり梅雨のこと。 ながし&h... 続きをみる

  • 初夏の風、薫風

    天気予報は雨でしたが、今日の東京の午前中はさわやかなそよ風が吹く気持ちの良い晴れ。 午後から崩れるのでしょうか。 夏、特に初夏の季語に「薫風」という言葉があります。 風薫る、とも書きます。 初夏に吹く青葉の薫りを運んでくる風のことです。 真夏になるとさわやかさがなくなるので、まさにこの季節の風を指... 続きをみる

  • しばわんこの端午の節句

    NHKで放送中の「しばわんこの和の心」。 本日は再放送は「端午の節句」でした。 端午の節句は、五月の最初の午の日のこと。 でもびっくりしたのは、端午の節句に飾る菖蒲のことです。 通常、菖蒲といえば、アヤメやカキツバタとそっくりのあの菖蒲を思い出します。でもその菖蒲は、正式名は「花菖蒲(ハナショウブ... 続きをみる

  • 日本全国、五月晴れ!

    今日は本当に良い天気でした。 暑くもなく寒くもなく、雲一つない快晴。 まさに「五月晴れ」と言いたくなる天気でした。 ところでこの「五月晴れ」という言葉、二種類意味があるのをご存知ですか。 広辞苑を引くと、 ①梅雨の晴れ間 ②五月の空の晴れわたること。 と出ています。 これは旧暦と新暦との違いが原因... 続きをみる

  • ゴールデンウィーク半世紀

    ゴールデンウィークに突入ですね。 そもそもゴールデンウィークとは、この期間に上映された「自由学校」という映画がヒットしたことから、51年に造られた造語だとか。 もともと映画業界用語だったわけですね。 ゴールデンウィークの歴史はほぼ半世紀ということです。 その後、11月初旬を「シルバーウィーク」と名... 続きをみる

  • 新緑が美しい季節、ふと考えました

    新緑の季節がやってきました。 桜の花もわずかな時間で散ってしまいますが、新緑も実はわずかな期間だけの楽しみです。 すぐに濃い緑に変わり、夏がやってくるからです。 ところで、古くから日本語では緑色のことを「青」と表現することが多いですね。 信号の色。 あれはどう考えても緑ですが、「青信号」と言います... 続きをみる

  • ツツジとサツキ、どう違うの?

    桜の季節が過ぎ去った後、草花の主役はツツジです。 子供の頃、ツツジの蜜を吸うと、ほのかに甘さを感じられるのが楽しかった記憶があります。 そして少し経つと、サツキが咲き乱れます。 よく似たこの二つの花。 実は、同じ種類なんですね。 …というか、サツキは正式名称を「サツキツツジ」と言い、... 続きをみる

  • 穀雨を迎えれば春も終わり

    それにしても今年の春は、雨が多いです。 春らしいといえば春らしいのかもしれません。 穀物を潤す雨が降る季節。 四月二十日頃を「穀雨(こくう)」といいます。 この時期に三日続く雨は「春霖(しゅんりん)」、降ったりやんだりする雨は「春時雨(はるしぐれ)」です。 「霖」は、訓読みでは「ながあめ」と読みま... 続きをみる

  • 季節には従うファッション

    昨日から今日にかけて、四月とも思えない寒さです。 花冷え、というには寒すぎます。 実は昨日の朝、冬物のジャケットやらセーターを丸ごとクリーニングに出したばかり。 その後天気予報で13度と聞いて、着るものに困ってしまいました。 やむなく、ぼったりした皮のハーフコートをまとって街に出ました。 しかし、... 続きをみる

  • 森山直太朗の「さくら」に時の流れを感じる

    桜にまつわる話しをもう一つ。 ここ数年、桜をテーマにした歌が数多くヒットしています。 森山直太朗、ケツメイシ、コブクロ。 いずれも桜の花に「時のうつろい」を感じ取るような歌詞です。 例えば森山直太朗の「さくら」の歌詞の一節から。  さくら さくら 今咲き誇る  刹那に散りゆく運命と知って そしてこ... 続きをみる

  • 風に舞う桜花

    ここ数日風が強い日が多いです。 桜が満開になったころに吹く風。 いわゆる「花風」です。 古今集の歌です。 花散らす風のやどりはたれか知る 我に教へよ 行きてうらみむ 桜の花を散らす風の出所が分かっているなら教えてほしい。 そこへ行って「なぜ桜を散らすのか」と恨み言の一つでも言いたい。 その気持ちは... 続きをみる

  • 桜から連想するもの?

    いよいよ桜の季節本番です。 各ブログでも桜の話題が、文字通り花盛りといった感じです。 古くから桜は日本人にとって花のシンボルとしてイメージされてきました。 平安初期の伊勢物語にある和歌です。 世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし この世に桜がなかったらどんなに春がつまらないものにな... 続きをみる

  • 桜は咲く前が好き?散りかけが好き?

    桜を語る時、よく話題になるのが、 「桜は咲きかけている時がよいか、散っている時がよいか」 です。 本来の春の語源「木の芽張る」の精神からいえば、これから咲こうとしている時こそ喜びの瞬間といえるかもしれません。 一方で、満開になったらあっという間に散ってしまう、一瞬だからこそそこに美を見出す、これも... 続きをみる

  • 桜と日本人のつきあいは千年以上

    今日、東京、横浜などで桜の開花発表がありました。 京都でも月末には発表になりそうです。 この時期になると、ニュースはこぞって桜の開花を取り上げます。 本当に桜が好きな国民です。 花といえば桜、となったのは、古今和歌集の時代だというのは有名な話です。 平安時代中期ですね。 京都御所の紫宸殿前に「右近... 続きをみる

  • お彼岸に食べる餅の名は?

    「暑さ寒さも彼岸まで」 しばらく吹き荒れた春の嵐もおさまり、今日は穏やかな一日になりそうです。 今日はお彼岸。 春分の日です。 彼岸とは極楽浄土のこと。 極楽浄土は、この世のはるか西の彼方にあると考えられていました。 そこで太陽が真西に沈むこの日をお彼岸としたのです。 ちょっと不思議なのは、俳句の... 続きをみる

  • 花見という英語は?

    JRの「そうだ 京都、行こう」のコピーにこんなのがありました。 「ムーン・ウォッチング」 という英語は、ないそうです。 日本語でいえば、「月見」。 日本人なら誰でも知っている言葉です。 月を愛で、月を見るための日というのを設定する。 英語圏にそうした文化がないから言葉が生まれないのだと思います。 ... 続きをみる

  • ゴーヤ、新しい「旬」の野菜

    スーパーの生鮮食料品売り場にゴーヤが並ぶようになり、その色も徐々に深く濃くなってきました。 ちょっと気が早いですが、最近はトマトやナスではなく、ゴーヤの緑の濃さで夏が近づくことを感じるようになりました。 「旬」という言葉があります。 古くは、毎月1日・11日・21日に、朝廷で催された儀式を「旬」と... 続きをみる

  • 音が語る四季の風景

    我が家の植木に鳥が集うようになり、そのさえずりで目が覚める日も多くなりました。 春が来たことを喜ぶかのような美しい鳴き声で、気持ちのよい朝が続きます。 季節感を大切にする日本人ですが、我々が四季を感じるのは風景の変化だけでなく、音も重要な役割を果たしているようです。 春には鳥のさえずり。 夏はセミ... 続きをみる

  • 今日は冬、明日は春、そしてまた冬…

    「三寒四温」とはよく言ったものです。 春三月。 気温はジェットコースターのように、上がったり下がったり。 前日比十度プラス、十度マイナスは当たり前の日が続いていますね。 それにしても今年はその傾向が強いようです。 しかも周期が短い! 「三寒四温」というよりは、「一寒二温」くらいですよ。 でも、だか... 続きをみる

  • 桜開花前線北上中

    気象庁によると、今年の桜の開花は平年より少し早いそうです。 沖縄ではすでに咲いている桜もあるようですが、東京や大阪では、三月末という予想です。 ずいぶん寒さの厳しい冬だったような印象でしたが、二月だけを見ると平年よりも気温が高い地域が多かったそうで、三月も早く暖かくなる予想だとか。 桜が楽しみです... 続きをみる

  • 風の国、ニッポン

    春一番の季節です。 春一番は、立春から春分の日の間に吹く、初めての強い風のこと。 春の訪れを告げるものでもあります。 しかし元はといえば、九州の漁師たちが海の上で強風を警戒するために、「春一」と名づけたことがこの言葉の由来だとか。 日本は、海に囲まれた島国。 そして稲作を生業としてきた農業国でした... 続きをみる

  • 春遠からじ

    ビールを買いにコンビニへ。 ずらり並ぶビールの中からつい手が出てしまったのが「さわやか春生」という銘柄でした。 このタイトル。 缶に描かれた青空と満開の桜。 単純ですが、この演出にのせられて買ってしまいました。 それにしても立春を過ぎたとはいえ、まだ二月だというのに桜満開の「春生」ビールですよ。 ... 続きをみる

  • 春の桜前線はニュース!?

    あと一ヶ月もすると、ぼちぼち南の方から桜前線が北上し、ニュースの話題に取り上げられます。 もはや日本人には決まりごとのようなもので、桜前線の話題がニュースで流れないと違和感を持ってしまうくらいになりました。 でも、外国人にとってはそれも不思議なことのようです。 前述の本にこんな解説がありました。 ... 続きをみる

  • 春から季節を数えるのって、不思議?

    今、英語で日本の文化や生活を解説する本が続々と発刊されています。 そんな本の中で、四季を愛する日本人について書かれた記事を見つけました。 面白いと思ったのは次の解説でした。 Whenever the Japanese list the seasons, they start with spring... 続きをみる